シリア難民の子供たちと日本で、一つの物語を!絵本創作プロジェクト

皆様、こんにちは。

筑波大学社会・国際学群社会学類4年の石原亜里沙です。

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この度、ヨルダン・ザータリ難民キャンプで暮らすシリア難民の子供と

日本人が共同で絵本を創作する「未来のための絵本創作プロジェクト」に挑戦します!


シリア難民の子供が「自分が主人公の、未来や将来についての物語」というテーマで作成したストーリーに

日本人イラストレーターが描いた絵を加え、新しい絵本を出版するこの企画を、

ぜひたくさんの方に応援・参画頂き、一緒に作り上げられたらと思います。

応援よろしくお願い致します。


シリア難民との出会い


私がはじめてシリア難民の方と出会ったのは2014年8月、大学の留学プログラムで

ヨルダン・ザータリキャンプを訪問した時でした。


2010年に起こった民主化運動「アラブの春」をきっかけに

2011年3月、東日本大震災と同タイミングで始まった「シリア内戦」

民主化を目指す反政府軍と政府軍との戦いは今まで日常だった市街の生活空間で繰り広げられ、

爆弾や銃弾が飛び交う中で多くの人が命を落としました。


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爆弾が投下され家がなくなってしまった、命の危険から目の前を飛び交う銃弾から逃れるため

国外に脱出した「難民」と言われる人は1,050万人を超え(2016年)、

シリア全国民2,100万人の半数以上が国外に避難した形となります。

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これまで知らなかった難民の問題を知るためヨルダン・ザータリ難民キャンプで

私は認定NPO法人 国境なき子供たちの活動を見学したり、

シリア難民支援団体サダーカの活動でキャンプ外に住む都市難民と

交流を行ったりしました。

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日常を一瞬で失った子どもたち


ダラー出身の女の子 Aちゃんは難民キャンプ外の病院で出会いました。

足を負傷していたので周りの方に理由を聞くと、落ちてきた樽爆弾で負傷したとのこと。

実はこの爆弾によって目の前で母親を失っています。

自信の経験について何を聞いても口を開かず、ただ無表情で静かに涙を流しました。

8歳くらいの子が泣きわめかず、無表情で涙だけ流す様子はあまりにショックでした。

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私がホームステイした先のご家庭で暮らすB君は爆撃によって目の前で家を失いました。

彼が携帯で写した「目の前で家がなくなっていく瞬間」の動画はあまりに恐ろしく言葉を失いましたが、

そんな様子を見たB君は私のことを励ますかのように、一晩中私と笑顔で遊んでくれました。

たった1回見ただけなのに折り紙で鶴を折れてしまう賢い子ですが、学校にはいけていません。


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日本に帰ってから考えたこと


私は日本に帰ってから「あの子たちに何かできないか」と考え、

留学をともにした仲間とシリア難民支援団体を設立。

難民問題について講演会をしたり、シリア難民支援団体のサポートをしたりと細々活動、

つい最近まで、世界規模で難民支援活動を行う国連UNHCRの一組織、

国連UNHCR協会で広報インターンをしていました。


<国連UNHCR協会で作成した動画>


そんな私が卒業前に取り組みたいと思った支援活動が「絵本創作」です。


きっかけはいくつかありますが、


まず1つ目は、大学入学前から役者・脚本家を目指していた時期があるくらい、

ストーリー作りに興味があったこと。


2つ目はヨルダン・ザータリキャンプで体験した「ストーリーテリング」の授業です。

こどもたちの精神的な状況を知るために、自由に絵や物語を創作してもらっていたのですが、

この手法は計測だけでなく、子どもたちが前向きに未来を想像するための教育として使えるのではないかと感じました。

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3つ目のきっかけは難民たちに「私たちができることは何かありますか?」と聞いた際に

「僕らのことを日本に伝えてほしい」と言われたこと。


これらのきっかけから徐々にシリア難民をテーマにした絵本作りの構想が生まれ

その話をイラストレーターの方にお話ししたところ、是非いっしょに絵本を作ろうといわれたこと

で今回の企画が誕生しました。


シリアの子どもたちと一緒に絵本をつくりませんか?


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本プロジェクトは

「シリア難民の子どもたちが制作した絵本のシナリオを、日本のクリエーター・出版社と一緒に

 実際の絵本にして、より多くの日本人に伝えると共に、売上の一部をシリア難民支援団体に寄付する」

ことを主な活動内容としており、下記スケジュールで動いていきます。


スケジュール予定:

 3月14日~ ヨルダン・ザータリキャンプに訪問、ストーリー完成

 3月下旬   私が出版社に企画を持ち込み、プレゼン

 4月     イラスト完成・出版社に入稿

 5月上旬   絵本完成・書店売り出し


まだ学生の私ではこの思いをかなえるための出版関連費用、現地への渡航費が足りないため、

もしよろしければ皆様のお力添えを頂けたら幸いです。

 

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完成した絵本の売上の一部は、ザータリ難民キャンプの子供たちのシナリオ作成にご協力くださった、
認定NPO法人国境なき子どもたちに寄付し、そこから子どもたちに還元します。

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私も応援します!

シリア出身、子どもの頃のエンジニア・研究者になるという夢を日本で叶え、
NHKなどでも取り上げられた ハサン モダル さんから応援メッセージをいただきました。


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ハサン モダル さん

                          

シリア出身。2011年文科省奨学生として来日。筑波大学で工学修士、医科学修士、博士(工学)取得。現在は筑波大学と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトに研究者、技術者として勤務。


<応援メッセージ>

すべての子どもは大きな夢を持っています。パイロット、アーティスト、ミュージシャン、そして、言葉では表現できないほどいろいろな夢を、子どもたちはみな持っています。

わたしの夢はかっこいいものを発明できるエンジニアや科学者になることでした。そして、日本のおかけでその夢を叶えることができました。

シリア難民の子どもたちも、わたしやあなたが抱いているのと同じように大きな夢を持っています。戦禍により、彼らは家を、家族を、友だちを、教育を、そして生活に必要な最低限のものすら失いました。

しかし、彼らの夢を奪うことは誰にもできません。このプロジェクトはこうした、罪のない子どもたちの夢をシェアし、その内容を日本へ、そして、世界へ伝えるものです。

わたしは、辛い状況にある難民の子どもたちに対するこのような人道的努力を心より支援します。

(英語版)

All kids have big dreams, to become a pilot, an artist, a musician and many more dreams than words can describe. Mine was to become an engineer and a scientist who invents cool stuff, a dream which was fulfilled thanks to Japan. The kids of refugees from Syria also have big dreams, just like I and you have. Throughout the war they lost their homes, family members, friends, education and basic necessities of life. But nobody can take away their dreams. This project shares the dreams of these innocent kinds, and tells their stories to Japan, and to the world. I am humbled to support such a humane endeavor, in such dire time for refugee kids.

募集期間
2017-03-13~ 2017-03-31

募集金額
100,000円

用途
イラストレーター起用・絵本出版の費用

支援について (終了したため現在は支援できません。)

3000円の支援で受け取れる引換券
100個まで

活動報告書(活動内容+難民キャンプ現地の様子)

5000円の支援で受け取れる引換券
100個まで

活動報告書(活動内容+難民キャンプ現地の様子+子供たちがス トーリーを作る授業風景)

10000円の支援で受け取れる引換券
100個まで

活動報告書(活動内容+難民キャンプ現地の様子+子供たちの授業 風景)
子供たちからのサンクスレター1枚(写真)

30000円の支援で受け取れる引換券
100個まで

活動報告書(活動内容+難民キャンプ現地の様子+子供たちがス トーリーを作る授業風景)
子供たちからのサンクスレター3枚(写真)

100000円の支援で受け取れる引換券
100個まで

活動報告書(活動内容+難民キャンプ現地の様子+子供たちがス トーリーを作る授業風景)
子供たちからのサンクスレター3枚(写真)
[限定公開]子供たちが作ったストーリーの原作1本(写真)